仙台から(東北地方太平洋沖地震)3
(2からの続きです)
3月13日
朝7時30分頃起きる。街の状況は変わらないように見える。
気分が暗くなる。起き上がるのもおっくう。寒い。
そんな私の様子を見かねた同居人がひとりで外へ様子を見に行った。
8時頃起き、申し訳なく思う。気持ち悪い髪をブラシでごまかして結い、自分も外に出ようと家を出た瞬間、同居人が帰ってくる。ダンボールを抱えている。
昨日行ったスーパーまで行ってきたとのこと。
ここでスーパーと隣の本屋に電気が通っていたとの朗報を聞く。北環状線沿いの道路にある自動販売機も復活!と温かい紅茶を渡されて同居人のコーヒーと一緒に飲む。元気が出てきた。同居人の強さに感服した。
朝ごはんは昨日のお鍋の残りの汁に炊飯器に残っていた硬いご飯とキムチ、卵で雑炊を作る。とにかく元気を出さないとダメだと思う。うちはまだ恵まれた方だと思う。
10時半頃トイレに行く。(※あまり美しい話じゃなくて尾籠だが、小の方は数回に一回流すようにしてました…)トイレを流していたらちょろちょろと水道から水が出る音がする。急いで台所へ行き水道を捻ると、流れは悪いが水が出ていた!水道が復旧したらしい。うれしい。
それからすぐまた街に出る。確かに北環状線沿いは電気が点いている。民家は解らない。泉中央までの道路も自家発電じゃない所も信号が点いていた。
泉中央は昨日と同様、イトーヨーカドーが長蛇の列。今の所我が家は食料が足りているので遠巻きに眺めるのみ。
その後七北田公園へ、公園内は時たまタイルが壊れていたりするが結構キレイ。仙台スタジアム自体は壊れていないようだが、もちろん12日の開幕戦は中止だった。そのまんまになっている場所取りのシートが物悲しい。
昼頃家に戻るが、同居人がもう一度泉中央へ行くと言い出す。道中のコジマで携帯電話無料充電サービスをやっているのを見ていた為。疲れの見える私を慮ってか、私の分も持っていってくれた。本当に今日は同居人の行動力に助けられている。申し訳ない。
待っている間お湯を沸かして髪と体を洗う。シャンプーを流すのに苦慮し、トリートメントは諦める。体をごしごし擦って少ないお湯で流すだけで大分気持ちがすっきりした。同居人が帰ってきて湯を沸かして入ってもらう。
夕方、我が家の横には小さな川があり、その向かいのマンションに電気が点いているのに気付く。6時位。もうすぐウチの区画も点くだろうと期待して待っていたが、結局この日は点かなかった。ウチの区画と高い所にある住宅街のみ真っ暗。他は点いている。
目の前が点いているのはうれしいけど、自分の家が点かないのは逆に辛い。
この夜はなんとも悔しい夜だった。
充電してもらったケータイでワンセグを見てみたが、15分なのですぐ切れてしまった。そして被害が甚大なことにこの時やっと気付いた。
(4へ続きます)
